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ちょっとどうよこれ!すげー!

ちょっとどうよこれ!すげー!_a0009319_204321.jpg士郎正宗の描くメカじゃないよ。生き物なのよこれ。
名前は‘クマムシ’(water bears)。
『トリビアの泉』でも取り上げられてたらしいし、なんとNHKの『むしまるQゴールド』ではクマムシの歌「水の中のちいさなクマ」(歌:はっぴいENDO)なんてのまで放映されてたそうなんで、知る人ぞ知る、なのかもしれないけれど、とりあえず私は知らなかったので非常に驚いた。
何に驚いたかというとこのクマちゃんの生態。
通常は体重の85%を占める水分を、3%まで減らして代謝率を抑制し、tun (酒樽)状態と呼ばれるバレル型の形状に変形。
この状態になると…
・100年以上生存可能
・ほぼ絶対零度の -272 ℃〜151 ℃まで耐え抜く
・57 万レントゲンに耐える(人間の致死量は約 500 レントゲン)
・真空状態にも耐え得る
・6000気圧の高圧にさらしても90% 以上の生存率
これで爪が鋼鉄をも切り裂く!とかいえばほとんど『ダーティペア』(著:高千穂 遥)のクアール(元ネタ:『宇宙船ビーグル号』)じゃんよ!
わー、これで知能あったらすごいのになあー。
でも大きさは50μm〜1.7mmなんですって。(って、その範囲も凄いなオイ)
で、何処にいるのかと思ったら、‘何処にでも’いるんだそうですよ。泳げない癖に水棲で、‘草むらの苔や、地中、水辺、海岸の砂中などなど、ごく身の回りにうじょうじょいる’んだそうです。
爪のある脚で苔の上とかをワキワキ歩いていて、その姿が熊みたいだ、ってんで、イギリスの学者が‘クマムシ’(water bears)って名付けたとか。
見たいかもー、見たいかもー。
…でも気持ち悪いかも…
詳しくはこちら

ところでこのクマムシちゃんをして、変な生物ランキングでは2位。1位は何だろう、と思ったら、‘ホヤ’だそうで。…それ喰ってる日本人ってどーなのよ。
by radwynn | 2004-10-17 20:44 | Memo
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