巨星墜つ

横山光輝氏が、昨日の自宅での火災で全身やけどを負い、意識不明の重体となっていましたが、とうとうそのまま帰らぬ人となってしまいました。

1934年、神戸市生まれ。高校在学中からマンガの投稿を始め、貸本マンガでデビュー。
56年、児童雑誌「少年」に連載したロボットマンガ「鉄人28号」で注目を集める。奇抜な構図、スピーディーな展開が斬新で手塚治虫さんの「鉄腕アトム」と人気を二分した。またテレビアニメ化もされた。続く「伊賀の影丸」では忍者ブームも起こした。ほかに少女マンガ「おてんば天使」「魔法使いサリー」や、「バビル2世」「ジャイアントロボ」「仮面の忍者赤影」などヒット作を連発。徹底して娯楽性を追求したスケールの大きい作品を発表し続けた。
また、「三国志」「徳川家康」など中国史劇、歴史時代ものも描き、大人をも魅了した。「三国志」は連載40年全60巻におよぶライフワークとなり、91年日本漫画家協会賞を受賞した。
漫画家、永井豪さんの話 ドラマ作りがうまく、題材が豊富で、そういう横山作品の存在が、マンガが世間に広く受け入れられる原動力の一つになった。大きな人が亡くなってつらいです。僕のロボットマンガ「マジンガーZ」はアトムと鉄人のおかげで生まれたようなものです。
<毎日新聞より抜粋>
97年に心筋こうそくと肺がんの手術を受け、その後も連載を続けたが、最近は寝たきりの状態だったという。
<読売新聞より抜粋>

なお、火災のニュースは

漫画家横山光輝さん重体…全身大やけどで意識不明
15日午前6時10分ごろ、「鉄人28号」や「魔法使いサリー」などの作品で知られる漫画家の横山光輝(みつてる)(本名光照)さん(69)が住む東京都豊島区千早2丁目の自宅で、2階洋間のベッド付近から出火、寝ていた横山さんは全身に大やけどを負って病院に運ばれた。意識不明の重体。
ベッドに取付けられたボードに灰皿と吸い殻が残っており、警視庁目白署は横山さんのたばこの火の不始末が原因とみて調べている。
横山さんは3年前に腰を痛め、2階の自室で自宅療養していた。母親(83)と妹(63)の3人暮らし。別の妹(66)も介護のため訪れていた。
上の妹が横山さんの寝室で音がするため見に行ったところ、ベッドから炎が上がっており、妹らが消火器と水で消した。横山さんは早朝に寝る生活だったという。妹2人も消火した際の気道熱症で重傷。
横山さんは、神戸市生まれ。手塚治虫の影響で漫画を描き始め、高校卒業後、銀行と映画会社を経てデビュー。31年から連載を始めた「鉄人28号」で脚光を浴び、「伊賀の影丸」「仮面の忍者赤影」「バビル2世」などヒット作を量産。平成3年「三国志」で第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した。
「鉄人28号」は、アニメが今月からテレビ東京系で復活、映画では来年春公開予定の実写版がクランクインしており、グリコのオマケ(食玩)も人気を集めるなど、ブームが再燃している。
<夕刊フジより>

人は死の運命を持って生きています。年老いて、この世を去る、それは誰にもとめることは出来ないことです。
つい先日も、子供の頃にお茶の間を占領していたあの顔が、カロンの河を渡りました。惜しまれて逝くことは幸せなことだと思います。
だけど、やっぱり、残された者は寂しいのです。
彼らの残したものが、大きければ大きいだけ、私達の心にも、大きな穴が、空くのでしょう。
結局人はそうして幾つも穴をこさえて、それを埋めながら生きて行くんでしょうねえ。
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by radwynn | 2004-04-16 10:14 | Diary
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