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2005年3月英国旅行・オックスフォード

3月6日
・チェルトナム→(鉄道/往復)→オックスフォード

今日は義母と別行動。
義母はB&Bのオーナー御夫妻と、コッツウォルズの小さな村へトレッキングへ。
イギリスには‘通行権’という制度があり、公共の場所のみならず私有地でも、‘フットパス’という自由に通行していい路が設けてある。まあ、路っていっても、田園地帯じゃあほとんど路無き路、なんだけど。
とにかくその路を歩くのが、イギリスの人は大好きらしい。オーナー御夫妻も、日曜日には宿泊客や英会話の生徒さんと一緒に、よくトレッキングに行くらしく、今回も誘って下さったのです。丁度私はAおせさんとオックスフォードに行く予定だったので、義母だけ御一緒させて頂く事に。
で、私とAおせさんは予定通りオックスフォードへ。
出かける前、何故か在住の方々(オーナー夫妻やホストファミリーの皆さん)は皆口を揃えて「大丈夫?本当に行って帰って来れる?」と、ひどく心配して下さいました。英国の鉄道はそんなに信用がないのか(笑)
どうやらこのあたりの人は鉄道よりバスをメインで生活してらっしゃるようです。っていうか、たいていの家には車があるしね。
皆さんの心配を背に(笑)「無理そうだったらチェルトナムの街で遊びます〜」などと言いながらレイル・ステーションヘ。時刻表を解読しようと試みるもなんとも難解な表示方法にさっさと諦め、チケット売り場で聞く事に。すると意外にも簡単に行ける事が判明。バーミンガムで乗り換えて3時間程で行けるとのこと、早速チケットを往復で購入…£21。高いけどしゃーないわ、今日(日曜日)バスないねんもん。それにヴァージントレインの便だから車両も綺麗だしね。
プラットフォーム1、と言われて向かうと、丁度私たちの乗る便のインフォメーションがモニターに。…え、この便(チェルトナム→バーミンガムに利用する便)、終点、グ、グラスゴーなの?!…変なところでおかしな動揺をする私(笑)。一緒に居たのがAおせさんでよかった(笑)
行きはほんとにスムーズに事が運び、なんと予定より早く到着!嘘みたい。ヴァージントレイン礼讃!とか言ってたら帰りは盛大に遅れやがりましたが。
とにかく、帰りのタイムテーブルもチェックして(これもチケットブースの人に聞いた。けっこう親切に教えてくれたよ)、街に繰り出す。
…取り敢えず食事(ホビットお腹空くと動けないよ)。
トールキン教授も通っていたというパブ『イーグル&チャイルド』(なんて意味深なネーミングだ…)でパブランチ。本日のスープとサンドイッチ。
で、この時、「席を捜してるなら隣にどうぞ」と言ってくれたおじさまが話しかけてくれて、我々が「トールキン教授のお墓に行くつもりだ」と言うと、「それはちょっと遠いから今から行くと街を観光する時間がなくなるよ。これから街を観光するなら、私は今日は暇だから案内してあげよう」とのこと。Aおせさんとしばし協議の結果(つーか「どうする?」「いいんじゃないですか?」で決り)、彼に街を案内してもらう事に決定。…うーん、今回も教授のお墓参りには行けなかった…
フィリップ、と名乗る彼はとにかくオックスフォードの街の事を隅から隅まで知っている様子で、しかも次々と色々な興味深い話をしてくれる。…もうちょっと英語力あったらもっと細かいところまで判って面白かったかも…まあ、我々の英語レベルにあわせて喋ってくれてはいたんだけどね…
観光客の殆ど居ない小路や川岸のとても素晴らしい景色を案内してもらった。…世の中には奇特な人がいるもんだなあ。

マ−トン・カレッジ(ト−ルキン教授が教鞭をとったカレッジ)にて、フィリップさんと。

クライスト・チャ−チ・カレッジの中庭。ここは観光客は入れない。壁の間の格子戸からカメラを突っ込んで撮影。デジカメだとこういう撮り方できるから便利。

オルドゲーツ・ストリートの門から見るクライスト・チャーチ・カレッジ。ここの食堂に向かう大階段は、『ハリー・ポッター』でホグワーツの食堂への階段のシーンのロケ地。またその食堂も、まさに『ハリー・ポッター』の世界。っていうか、ここが元。今も学生たちのブレックファスト・ルームとして使用されているそうで、普通にメニューとか張り出してあってなんかカルチャー・ショック、というかカルチャー・ギャップ?
by radwynn | 2005-03-19 12:28 | Travel
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