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2005年3月英国旅行・バース

3月7日
・チェルトナム→(鉄道)→バース

いよいよチェルトナムに別れを告げ、一路バースへ。
B&Bの御主人が前日に電話で問い合わせて経路と出発時間を調べてくれていたので、チケットブースで切符を買って、今度はプラットフォーム2へ。乗り継ぎはブリストル。バーミンガムよりも乗り継ぎは楽かも。
バースの駅に着いてから、駅前の公衆電話で宿に予約を入れる。ガイドブックに、イギリス人と日本人の夫婦が経営、と書いてあったので、日本語が使えるかなー、と思ったら、丁度、「日本語は理解出来るが話せない」という従業員が電話に出たので、拙い英語で予約を試みる。とりあえず予約は出来た(笑)
で、さっそく宿に向かう…路を曲りそびれて余分に歩く(泣)。重い荷物を持っての道程はけっこうしんどかったです。
バースの宿泊に選んだのは、KORYU、というB&B。コウリュウ?って思ってたら、看板に漢字で‘光流’と書いてあった。
取り敢えず荷物を置いて、早速、バースの街に繰り出す。


宿からバースの中心へ向かう道すがらの橋の上から、パルトニー橋を背景に。
背後の丘の斜面に、バースの市街は延々と広がってます。

ジョージ王朝時代に建てられた半円形の優美な建物、ロイヤル・クレセント。お金持ちの集合住宅。今は真ん中辺がホテルになっていて、1番館は当時の生活を伝える博物館で、コスチュームを着たスタッフが居る、んだって。…いや、実は博物館、行って無い。行けばよかったかなあ。
写真は真ん中辺でつなぎ合わせたので微妙にズレが生じてますが、まあ、気にしないで下さい。

バース寺院。
西側正面に描かれた梯子は、‘天国の梯子’。天使が昇り降りしてるのが、見えるかなあ。

この広場は、ローマン・バス博物館とバース寺院西正面に面した場所で、観光バスが到着すると人でごった返します。時間がやや早かったので、今は静か。

超有名観光地、ローマン・バス。お風呂の意味の英語の語源、って、もう耳にタコ?
しかし、ここは一見の価値はあり、ですよ。当時の人々の様子まで伺い知れる展示は観光地とは思えない充実ぶり。日本語音声ガイドがあるのも嬉しい。

ローマン・バス博物館のミュージアムショップで購入したガイドブックをぱらぱら捲っていたら‘バースで一番古いパン屋さん「サリー・ランズ」’なるものの存在を知る。食事もできるらしい。さんざん歩き回って、そろそろお腹も空いたので(毎日、大量のイングリッシュブレックファストを食しているので、お昼もかなり遅くならないとお腹が空かないのですよ…)ここらで何か食べよう。ってことで、そっちに向かう…も、どうも地図にある場所に店が無い…と思ったら、入り口が裏通りの方にあった…。回り込んでみてよかった。
スモークサーモンサンド(…スコットランド産、とか書いてあったから選んだ…ってワケジャナイヨ!ゴラム、ゴラム!)と名物‘サリー・ランズ・クリーム・ティ’を注文すると、ウェイトレスのお姉さんが、しきりに「一緒に持って来てもいいの?」って聞く。「シェアしたいから一緒に持って来てくれていいよ」と言っても、「冷たいもの(サンドイッチ)と温かいもの(クリームティ)を一緒に持って来てもいいの?」と、親切にも気を使ってくれる。でもいいんです、一緒に食べるから、って重ねて言うと、不思議そうな様子ながらも納得した模様。イギリスの人は、冷たいものを食べてから、温かいもの、って、ちゃんと分けて食べるんですねー。
パンはふんわりやわらか焼き立てで、美味しかったです!クロテッドクリームも美味しかった〜
もちろんサーモンも美味しかった〜(笑)

レイル・ステーションちかくの教会。特に観光ポイントと言う訳では無いんだけれど、街の中全部が見所と言えるかも知れない。こんな建物がひしめいてます。
レイル・ステーションの前には2件のネットカフェ(カフェっていうかネットポイントっていうか)があって、私は駅から遠い方に入ったんですが、何故かここのキューバ系っぽい黒人のにいちゃんに気に入られて(笑)バースから出発する朝に、店の前を通ったら手を降って見送ってくれました。


バースの宿、B&BKORYU
お部屋の内装は、正直言って、今回の旅で宿泊した宿の中ではいまひとつ、でしたが、シャワー、トイレは付いてますし、ティー・ファシリティーも整ってるし、お部屋は寝る場所、と割り切れば、その狭さも丁度いいかも。この部屋で£55でした。
朝食をいただくダイニングは、お部屋にくらべるととってもゴージャスでした。シリアル、ヨーグルト、フルーツはセルフで取り放題、イングリッシュブレックファストの内容も、食べたいものだけ選べるシステムなので、体調によって調節出来るのは有り難かったです。義母の「ベオクドビーンズが一匙だけ食べたい」という注文にも応えてくれ、「もっと欲しい時は言ってね、また持って来ます」と言ってくれた。
夕食も、注文しておくと£10で作ってくれるらしいです。

KORYUのエントランス。
この通りはB&B通りで、KORYUの両側もB&B、向いの3件もB&Bでした。



バースは、実は水の都、って言えるかも知れない。温泉の街でもあるし、エイヴォン河にぐるりと囲まれているし。
そして、ちょっと気取った田舎の貴族の奥方のような街、です。
by radwynn | 2005-03-19 23:15 | Travel
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