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スーダン・ダルフール、和平協議暗礁に

■エキサイト : 国際ニュース
ダルフール紛争の協議再開、エリトリアをめぐり暗礁に

以前、『スーダンの惨劇』の記事で触れた、スーダン・ダルフールでの出来事に関する、その後のニュースです。

11日付、ロイター
スーダン西部ダルフール地方をめぐる和平協議が再開されたが、同国政府の代表団がエリトリアの参加を拒否したことから、協議は11日、暗礁に乗り上げた。
 協議は10日、ナイジェリアの首都アブジャでスーダン政府代表団と、ダルフール地方の反政府勢力2派の間で再開され、双方ともに20年にわたる同地方での紛争に終止符を打つ意向を表明していた。
 国連、欧州連合(EU)などの支援を受け、アフリカ連合(AU)が仲介役を務めているが、エリトリアも加わる見通しとなった。
 これに対し、スーダン政府代表団は「エリトリアを仲介役、あるいは交渉役として受け入れることはできない。エリトリアが武装勢力に武器を提供していることは周知の事実だ」と述べた。
 スーダンは再三にわたりダルフール地方の武装勢力を支援しているとしてエリトリアを非難してきたが、エリトリアはこれを否定している。

膨大な情報の飛び交う現在、メディアの取り上げる情報というのは、その国の国民の嗜好にあわせたほんの一つまみの情報でしかない、というのは、重々承知です。もちろん、あまりにも膨大な情報の全てを紹介することなど不可能だということもわかっています。
この件に関する情報は、今のところ、日本では、ネット上にしか、見当たりません。
でも、それでも、この記事を取り上げることは、無意味ではない、と思いたい。
彼らの死を、極東のこの島国でも、知っている人間は確かに、存在するのだ、ということ。‘死’を認識する、ということは、ほかならぬ、彼らの‘生’を、知っていたことになるのだから。
たったそれだけのことでも、無駄ではない、と思いたい。もし、自分自身が、そのように死ぬ身になったとしたら、私は、私の‘死’だけでもいいから、知ってもらいたい、と思う。見知らぬ世界の人にでもいい。私が生き、そして死んだことを知ってもらいたい。
だから、私は、この出来事に関するニュースを、拾って行こうと思っています。
by radwynn | 2005-06-12 21:28 | Memo
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