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『英国海軍の雄ジャック・オーブリー』シリーズ

パトリック・オブライエン著、英国で最も人気のある海軍ものだそうです。
私は映画『マスター・アンド・コマンダー』の原作として知りました。
現在、ハヤカワ文庫(NV)から邦訳4話分が出版されていますが、これがちょっと変則なんです。
というのも、映画の原作、というか、この話に基づいて映画を作成した、というのが、第10話なんですね。で、既に出版されている邦訳は1〜3話までだったんですが、4〜9話をすっとばして先に第10話の邦訳が出版されてます。
ストーリィは、基本的に、1話完結型なんで、いきなり10話を読んでも、大筋に支障はないんですが、時系列に沿って構成されているんで、4〜9話で出て来たらしいエピソードや、それを踏まえた上での展開になってる部分は、読んでて「あー、これは先にこっち読んじゃうとネタばれだよなー」と。もったいないなあ、って感じで。
早く4〜9話が読みたいなあ。
ハヤカワ文庫では、今のところ出版されている巻は全て1話が上・下巻に分かれています。もしこのまま20話全て上・下巻で出版されたら、全部で40巻ですか〜?!(←また全部揃えるつもりだよ…)

<邦訳既刊>
ハヤカワ文庫(NV)
シリーズ名:英国海軍の雄ジャック・オーブリー
『新鋭艦長、戦乱の海へ』
『勅任艦長への航海』
『特命航海、嵐のインド洋』
『南大平洋、波瀾の追撃戦』

<原作題と邦訳>()内は原題の直訳です
1. Master and Commander(海尉艦長):『新鋭艦長、戦乱の海へ』上・下
2. Post Captain(勅任艦長):『勅任艦長への航海』上・下
3. H.M.S. Surprise (軍艦サプライズ号):『特命航海、嵐のインド洋』上・下
4. The Mauritius Command (モーリシャス艦隊):未
5. Desolation Island (荒廃島):未
6. The Fortune of War (戦争の運):未
7. The Surgeon's Mate (軍医の仲間):未
8. The Ionian Mission(イオニアの使命):未
9. Treason's Harbour(反逆の湾):未
10. The Far Side of the World(世界の向こう側):『南大平洋、波瀾の追撃戦』上・下
11. The Reverse of the Medal(メダルの逆):未
12. The Letter of Marque  (他国船拿捕免許状):未
13. The Thirteen-Gun Salute (13の礼砲):未
14. The Nutmeg of Consolation (慰めのナツメグ):未
15. The Truelove (トゥルーラブ号)別題:Clarissa Oaks (クラリッサ・オークス):未
16. The Wine-Dark Sea (暗いワイン色の海):未
17. The Commodore(艦隊司令官):未
19. The Hundred Days (百日間):未
20. Blue at the Mizzen(ミズンマストの青):未
by radwynn | 2004-03-25 10:06 | Book
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