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Second Season

イカん。面白すぎる。

あ、ぽつぽつネタバレあるかもしれませんので、ご注意ください。

観終わるのがもったいないから、シリーズ2の1話2話だけ観て3話を残してあります(笑)
シリーズ1よりも、ジェイミーが育った分面白さが増してます。
ジェイミー、やっといい顔になってきたじゃねーの。やることもきちんとやれてるし、SASらしくなってきたよ、うん、Good Boy,Good Boy(笑)(犬じゃねえっての)(犬っぽくないか?)(まあな)。
相変わらず要らん色恋沙汰が挿入されてますがTVドラマだししょうがないか。
ジェイミーとキャロラインが終ったと思ったら今度は…
なんだよヘンノもかよ!家族に捨てられたってのはちょっとかわいそうだけど(笑)
ヘンノ役のロス・ケンプは『EastEnders』っていう、イギリスでは人気のあるドラマに出てた俳優さんで、ソープ・オペラ(昼メロ・主婦向けドラマ)もお得意なんですよね、実は。だから1人の食卓なんていう家庭崩壊ドラマもユーモアを交えて演じきってたり。
ピートの奥さんにはちょっと失望。いい奥さんだと思ってたのになあ。17年も支えてきて、今が一番理解と支えが必要な時なのになあ。なんかちょっと寂しい。裏切られた気分。なんでピートと同調してるんだろう私。でもイラついてTV壊すのがサイコってんなら、ジェイミーの義理の親父なんかどうなるんだ(因みに私もやります、イラついて器物損壊)。ピートは普段が良い人、良い夫、良い父親だから余計に奥さんは辛いのかなあ?よく判んない。スパルタの女たちのような女性は、もうドラマの中でも夢の存在なのかなあ。
とにかく、人間ドラマは私向けでは無いのですが(唯一、ジェイミーと義理の親父のエピソードだけはなんとか観れる)、それを上回るオペレーションの興味深さと、今回は、シリーズ1とは違って、スリルを全面に押し出したつくりになってて、目が離せない!ってのが今のところの一番の感想。ほんと、一気に観ちゃって、もったいないったら(笑)
『シージャック』の裁判のシーンも、あれはあれで結構緊張した。軍事って、こういう駆け引きもあるんだなあ、って実感。あれもひとつの戦場ですな。戦略が大事なのも戦場と同じ。個々の戦術で多少敗北しても、大局で成功すれば、勝ちは勝ち、ってことか。まあ、SASは戦術で強引な勝ちに持っていくことが多いみたいだけどね(笑)
ラグビーシーンはなんか笑えた。似合わねー!って感じだろうか(笑)ぜってー喧嘩してる方が似合ってるって(笑)
あ、それとピートの‘発作’だけど、原因がデスクワークにあるような気がするのは私の気のせい?「SAS隊員殺すにゃ刃物はいらぬ、デスクワーク3日もさせりゃよい」ってか(笑)。まあ、その後も起こってるみたいだからそれとばかりは言い切れないけどさ。最初の原因はそれだと思うなあ。
さて、また観直して、なんか思い立ったら追記しま〜す。

追記:
・いきなり思い出しちゃった。
ピートが「あと18ヶ月で退役なんだ」っていうシーンがあったんだけど、どういうことなんだろう。20年勤めたら退役、とか、そういうことなの?年齢ではなくて。その辺のことがどうもよく判らない。教えて偉い人。
もし年季で退役なんなら、ヘンノも退役になるんじゃないのかなあ?同じくらいの年季だと思うんだけど…
・しかし繰り返しこれ観てるとヤバイ英語いっぱい覚えちゃいそうだよ(笑)いかんなあ(笑)
・ジェイミーの義父について(ちょっと暴走してますので、伏字にしておきます)
ジェイミーの義理の親父の、ジェイミー兄弟への暴行についてなんですが。私はどうも、これは「性的暴行」のような気がしています。ジェイミーのあの暗く燃えるような怒りは、どうも普通の暴行から来るものじゃないのではないかと。弟もまた暴行を受けていると知ったときのジェイミーの表情、隊にとって命綱の裁判での証言を一時放り出してまで義父に会いに…殴りに行った事、「今度やったら俺はてめえを殺す」の台詞等、ジェイミーの行動を考えると、義父の「誰かと思やぁホモ息子じゃねえか」の台詞はかなり残酷な台詞なんじゃないかと。
・ピートと奥さんのこと(ネタバレっぽいので一応伏字)
ピートの最初の発作の後の、差し伸べた彼の手を、奥さんが受け止めることが出来ていたら。引き寄せて、大丈夫、と強く抱きしめてあげることが出来ていたら。それを考えると辛い。14年も厳しい現状を見てきて、やっぱり自分たちにそれがふりかかるとなると理想論ではやっていけないんだろうか。人間ってそんなに弱いものなんだろうか。たとえ殺されかけたとしても、愛する人のそういう状態をこそ哀しいと思い、その心の傷を癒してあげたい、と思う、そんな女性はもうこの世界ではあまりにも現実離れした存在なのかなあ。戦士の妻、は、戦士以上の精神力が必要なんだなあ。

・ピートの出身地。
やっぱりピートの出身地はスコットランドだと思われる。『テロリスト』の1話目、テロ組織がイングランド人外国人の排除を目的にしているという説明を受けたときに、リッキーに「お前のことだぜ」って言うピートに対してデンプシーが「やつらはハドリアヌスの壁も再建しようとしている」って言うシーンが。これってつまり、「スコットランド人のお前も奴らの標的だ」って言うことだよね。
字幕で「神が居るならそれは英国人だ」っていう字幕、あれって「神が居るならそれはイングランド人だ」の間違いのような気がする。
ここに限らず、字幕は所々、あれ?って思う訳があるような…。
by radwynn | 2005-09-27 18:56 | Movie-DVD-
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